パスコ・ロジスティクス株式会社(本社:神奈川県海老名市、代表取締役社長:神保昌明、以下「パスコ・ロジスティクス」)は、伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:吉田朋史)の「リニューアブルディーゼル(RD※1)を用いた脱炭素化推進事業」に賛同し、敷島製パン株式会社のパン等を都内に運ぶトラックの燃料にRDを使用する取り組みを開始しました。

 伊藤忠エネクス株式会社が供給するRDは食料と競合しない廃食油や廃動植物油等を原料として製造され、ライフサイクルアセスメントベースでのGHG排出量で石油由来の軽油と比べて約90%の削減を実現します。東京都が実施する「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業※2」においても、2023年度の支援事業として採択されています。

 パスコ・ロジスティクスは、中期経営計画の基本方針のひとつに『「SDGs」への貢献・取組強化』を掲げており、今後もRDの使用を通じて、循環型社会の実現に向けて貢献してまいります。

  • ※1:RDは「ドロップイン」燃料として、既存の車両や機械および給油関連施設を活用することが可能であり、既に欧米を中心に広く流通実績があります。脱炭素施策に係る導入コストを最小限に抑え、GHG排出量削減にも大きく貢献できる次世代バイオディーゼル燃料として、今後の輸送・建築分野でのさらなる利用拡大が期待されます。
  • ※2:環境負荷のより少ないバイオ燃料を活用した車両等での商用化・実装化に向けた事業を公募し、バイオ燃料開発事業者等の取り組みに係る経費の一部を助成することにより、東京の脱炭素化を推進するとともに、バイオ燃料関連産業の活性化への寄与を目的として実施されています。